
腸内環境の健全化
健康的な腸内環境は「栄養の吸収を促進し、免疫力を高め、全身の健康に寄与」します。
摂取した“食べ物の栄養を効果的に筋肥大へ繋げる”重要なファクターとなります。
昨今【腸活】が流行っていますが、誤った情報による間違った腸活を行ってしまってる方も多くいらっしゃると感じておりますため、「腸内環境の健全化」について解説していきます。

腸内フローラを整える
腸活において、よく腸内フローラを整えようと言われます。
フローラとは「腸内細菌層」の事で、この各細菌たちが一番いい状態にする事が重要となります。
腸内細菌の主な種類は、以下の3種類があります。
【腸内細菌の種類】
- 善玉菌
酸素を好む「好気性菌」で、腸内を酸性にする作用があり、発酵を促進する効果がある。
※名前と異なり、体に良い働きだけをする菌という事ではありません。 - 悪玉菌
酸素を好まない「嫌気性菌」で、腸内をアルカリ性にする作用があり、腐食を促進する効果。
※善玉と同様にこちらも悪い働きをする菌ではありません。
(発がん抑制物質やビタミン生成等を司る重要な菌) - 日和見菌
善玉菌でも悪玉菌でもない中間的存在で、いずれか優勢な菌の見方をします。
ここで最も大事な事は、“善玉菌が多ければいいという事ではない”という事。
また悪玉菌が多ければいいという事でもなく、適切なバランスの状態が最善です。
この最適バランスというのが、【日和見菌6:善玉菌2:悪玉菌2】の割合です。
この腸内フローラバランスの論拠となるのが、「理想的な体内ph値」です。
人体の体液は全てが“中性のph7.4”。
この値を一定に保てる様、常に体内で調整がなされているため、ph値を変動させる善玉菌と悪玉菌は同じ割合が理想となるのです。

プロバイオティクスの落とし穴
ここで1つ問題となるのが、巷で良く推奨されるプロバイオティクス。
これは腸内環境を良くするために「善玉菌を増やす発酵食品(ヨーグルト、納豆等)を積極的に摂り続ける事」を言います。
ここまでお読み頂いた読者の方であれば、かえって最適なフローラを崩す行いとなり、結果として腸内環境を悪化させる事に繋がります。
プロバイオティクスが世間で推奨され始めたのは、元々は乳製品メーカー等が独自に行った研究結果を根拠に、商品の販促目的で流されたのがきっかけなのです。
まとめ
今回は「健康的に筋肉を増やす腸内環境」について、解説を致しました。
腸内には様々な異なる働きをする無数の細菌達が集まっているため、一定の偏った状態よりもバランスが取れている方が最良なのは、冷静に考えれば理解できるお話かと思います。
誤った情報に沿った腸活で悪い腸内環境を作らず、正しい腸内環境を作り、栄養を最大吸収して筋肉をガンガン増やしていきましょう!
