テストステロンを効果的に増やす4メソッド

今回は筋トレをしている方なら誰もが一度は耳にした事がある「テストステロン」について、深掘り考察をしていきます。

テストステロンは、恒常性の維持として機能する“筋肉や健康において重要な役割を果たすホルモン”です。

適切なレベルのテストステロンを維持することは「筋肉量、骨密度、性欲、精神状況」など、多岐にわたる側面で有益です。
テストステロンを効果的に増やすためのメソッドを解説していきます。

テストステロンとは

男性ホルモンの1種で、主に男性の精巣で生成されるステロイドホルモンです。

身体の恒常性を維持するホルモンの1つでもあります。

テストステロンの血中濃度は、1日の中で変化があり、「早朝に最も高くなる」と言われています。

テストステロンを低下させる要素とは

テストステロン値が低下してしまうと、身体に様々な悪影響が出るとされており、
具体的には…

  • 身体的影響:筋肉量の低下、体脂肪・内臓脂肪の増加、骨密度の低下
  • 精神的影響:意欲・集中力の低下、精神不安、不眠
  • 性的影響:性欲減退、EDなど

これらの項目に複数当てはまる場合は、テストステロンが低下している可能性があります。
そしてテストステロンを低下させる主な原因は以下となります。

  • 過度な糖質摂取(特に加工食品)
    「パン、麺類等の精製された炭水化物」や「砂糖の甘味が多く添加されたお菓子や飲料等」の過剰摂取は、血糖値の乱高下を引き起こす過程でコルチゾールを分泌させ、テストステロン値を低下させます。
  • 過度なアルコール摂取
    多量のアルコールを慢性的に摂取すると、テストステロンを分解する酵素の活性を高めるため低下させる作用があります。
  • トランス脂肪酸の摂取
    マーガリン、ショートニング、菓子パン、フライドポテト等の加工食品には、トランス脂肪酸が多く含まれており、ホルモンバランスを乱す可能性が指摘されています。

先ずはテストステロンを増加させる前に、“低下される悪習慣を排除する事が優先されます”!

ではここからテストステロンを増やしていくためのメソッドについて、ご紹介していきます。
今回は4つのカテゴリーに分けて解説します。

1. 筋トレ

筋トレは、テストステロンレベルを自然に高める最も効果的な方法の一つです。
特に大きな筋肉群を使う多関節運動(スクワット、デッドリフト、ベンチプレスなど)が推奨されます。

  • 推奨される種目
    BIG3(スクワット、DL、ベンチプレス)、プレス系、ロウイング系、チンニング等。
  • 適切な負荷と回数
    適切な高強度で行う強度でないと効果が期待出来ないため、正しいフォームで「6~12回ギリギリ出来る重量で3~5セット」が効果的です。
  • 高強度インターバルトレーニング(HIIT
    短時間で高強度の運動を行うことで、テストステロンの分泌が促進されます。

2. 適切な栄養摂取

バランスの取れた食事による栄養摂取は、テストステロンの生成に不可欠です。
摂取すべき栄養素は以下の通り…

  • 良質な脂質
    コレステロールがテストステロン等のステロイドホルモンを生成する材料。
    具体的には「飽和脂肪酸」が主な材料となります。(肉、貝、ココナッツオイル、バター等)
  • 亜鉛
    テストステロンの合成に直接必要となる栄養素。
    (牡蠣、牛肉、豚レバー、卵黄、ナッツ類など)
  • ビタミンD
    テストステロン受容体の働きや合成に密接に関与しており、欠かせない栄養素。
    ( 日光浴や鮭、マグロ、カツオ、卵黄など)

これらはテストステロン値を高めるのに必要な栄養素・食材ですので、積極的に日々の食事に取り入れたいところです。

3. 十分な睡眠

1日の間で睡眠時にテストステロンの分泌が最も活発になります。
眠りが深い(ノンレム睡眠)の時間が長い程、テストステロンの分泌が促進されます。
理想的な睡眠に関しては以下の通り…

  • 質の高い睡眠
    1日7〜9時間の質の良い睡眠を確保する。
  • 寝室環境
    室温は20°前後、湿度は50%前後がベスト。
  • カフェイン、アルコールを避ける
    寝る数時間前からは覚醒作用のあるカフェイン摂取を避ける。またアルコールは、セロトニンによる本来の睡眠導入を阻害し、睡眠の質を悪化させるため寝酒は控えましょう。

4. ストレス管理

慢性的なストレスは、「コルチゾール」というストレスホルモンの分泌を増加させ、テストステロンの生成を阻害します。
そのため適切なストレスマネジメントが重要となります。

入浴、瞑想、深呼吸、趣味等のリラクゼーションは、ストレスを軽減する方法を自分なりに見つけましょう。

まとめ

今回は【テストステロンを効果的に増やすための4メソッド】について、深掘り解説をして参りました。

是非筋肉量を最速で増やすために全メソッドを実践して頂きたいのですが、冒頭にご紹介した《テストステロンを低下させる悪習慣》について、食習慣等の改善も同じくらい重要です。

包括的なアプローチで、ご自身にとって必要な項目の改善に取り組んでみて下さい!

健康的に筋肉が増やせる腸内環境とは

腸内環境の健全化

健康的な腸内環境は「栄養の吸収を促進し、免疫力を高め、全身の健康に寄与」します。
摂取した“食べ物の栄養を効果的に筋肥大へ繋げる”重要なファクターとなります。

昨今【腸活】が流行っていますが、誤った情報による間違った腸活を行ってしまってる方も多くいらっしゃると感じておりますため、「腸内環境の健全化」について解説していきます。

腸内フローラを整える

腸活において、よく腸内フローラを整えようと言われます。
フローラとは「腸内細菌層」の事で、この各細菌たちが一番いい状態にする事が重要となります。
腸内細菌の主な種類は、以下の3種類があります。

【腸内細菌の種類】

  • 善玉菌
    酸素を好む「好気性菌」で、腸内を酸性にする作用があり、発酵を促進する効果がある。
    ※名前と異なり、体に良い働きだけをする菌という事ではありません
  • 悪玉菌
    酸素を好まない「嫌気性菌」で、腸内をアルカリ性にする作用があり、腐食を促進する効果
    善玉と同様にこちらも悪い働きをする菌ではありません
    (発がん抑制物質やビタミン生成等を司る重要な菌)
  • 日和見菌
    善玉菌でも悪玉菌でもない中間的存在で、いずれか優勢な菌の見方をします。


ここで最も大事な事は、“善玉菌が多ければいいという事ではない”という事。
また悪玉菌が多ければいいという事でもなく、適切なバランスの状態が最善です。

この最適バランスというのが、【日和見菌6:善玉菌2:悪玉菌2】の割合です。

この腸内フローラバランスの論拠となるのが、「理想的な体内ph値」です。
人体の体液は全てが“中性のph7.4”。
この値を一定に保てる様、常に体内で調整がなされているため、ph値を変動させる善玉菌と悪玉菌は同じ割合が理想となるのです。

プロバイオティクスの落とし穴

ここで1つ問題となるのが、巷で良く推奨されるプロバイオティクス
これは腸内環境を良くするために「善玉菌を増やす発酵食品(ヨーグルト、納豆等)を積極的に摂り続ける事」を言います。

ここまでお読み頂いた読者の方であれば、かえって最適なフローラを崩す行いとなり、結果として腸内環境を悪化させる事に繋がります。

プロバイオティクスが世間で推奨され始めたのは、元々は乳製品メーカー等が独自に行った研究結果を根拠に、商品の販促目的で流されたのがきっかけなのです。

まとめ

今回は「健康的に筋肉を増やす腸内環境」について、解説を致しました。
腸内には様々な異なる働きをする無数の細菌達が集まっているため、一定の偏った状態よりもバランスが取れている方が最良なのは、冷静に考えれば理解できるお話かと思います。

誤った情報に沿った腸活で悪い腸内環境を作らず、正しい腸内環境を作り、栄養を最大吸収して筋肉をガンガン増やしていきましょう!

健康的に筋肉を付ける食事とは

こんにちは!
今回は健康的に筋肉を増やすために不可欠な“食事方法”について、解説していきます。
現在筋トレや運動全般を行っている方は、効率的に身体を進化させるかどうか直結してくる要素となりますので、是非チェックしてみて下さい。

筋肥大に必要な三大栄養素

筋肉を増やすためには、適切な栄養素を適切な量摂取することが不可欠です。
食事から取れる様々な栄養素の中でも、特に摂取すべきである「三大栄養素」に焦点を当てて解説します。
各栄養素の《役割と推奨食材》については下記となります。

栄養素役割推奨食材
たんぱく質筋肉の合成と修復肉、魚、卵、大豆製品
炭水化物(糖質)インスリン分泌によるmTORC1タンパク質活性で筋合成を促進米、根菜類、オートミール
脂質性ホルモンの生成アボカド、ナッツ類、肉
魚、卵、大豆製品

食事タイミングとIGAの重要性

  • 1日3食+間食が理想
    筋肉の分解を防いで栄養を継続的に供給するためには、規則正しい食事回数を摂り、血中アミノ酸濃度の低下時間を極力減らす事が重要です。
    空腹になり体内のアミノ酸濃度が下がらない様に、「朝昼晩の3食+間食(夕方)」がお勧めです。
  • トレーニング後の栄養補給
    運動後30分以内にタンパク質と炭水化物を摂取することで、筋肉の回復と成長を最大限に促進します。ここでプロテイン等の消化の必要がないサプリメント摂取が効果的になります。
  • 咀嚼による栄養吸収率の関係性
    唾液に含まれる「IgA」という抗体が、食べ物に付着する病原体等を除去しているのですが、同時にこのIgAが付いている食べ物(栄養)が、小腸にて吸収すべき栄養と判断されます。
    そのためよく咀嚼して食事しないと、食べても栄養吸収効率が上がりません。
    (※)飲むサプリ類は逆に小腸での吸収効率は悪いため、吸収スピードだけを重視してプロテインは前述のタイミングがベストです。

まとめ

今回は健康的に筋肉を付ける食事について、「食事で摂るべき栄養素や食事方法」を解説致しました。
一般的に広く知られている情報と、あまり知られていない情報の両方があったかと思います。
もしご存知なかった部分があれば、是非普段の食生活に取り入れてみて下さい!